Friday 13 November 2009

What is your name?

今日は仕事が月1の平日休みだったので、結婚して名前も変えたので領事館でパスポートを新しくお願いしてきました。

この名前。国際結婚するに当たって悩んだ方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

国際結婚した方はご存知かと思いますが、日本人が外国人と結婚した場合、婚姻届を出しても、それ以上何もしない場合には日本では旧姓のままです。要するに夫婦別姓ですね。しかし外国人は帰化でもしない限り、戸籍に「入籍」することはないので、私の戸籍に、Hubbieと結婚した、という事実しか載りません。私もHubbieも自分たちに子供が産まれた時に、子供が、複合姓ならまだしも、私の旧姓だけを継ぐことに抵抗がありました。特にHubbieは家族はHubbie家としてやっていきたいという気持ちが強いようです。

なので、シドニー領事館へは婚姻届と同時に、氏名変更届を出しに行きました。その他にも今まで本籍が父の実家の長崎にあったのですが、一度も居住したことがなかったので、これを機会に現在両親のいる実家に戸籍も移しました。これも日本人間の結婚とは異なり、外国人と結婚した日本人は戸籍の筆頭者となります。

私は結婚したなら、本当は日本では、日本で生活することを考えて、そして自分の日本人としてのルーツを残したくて複合姓にしたかったのですが、家庭裁判所に行っての手続きになるとのことで、時間もないので諦めました。その代わり、オーストラリアでは通称はHubbie姓(なので病院でのIDカードはHubbie姓です)、保険証、免許証、銀行口座などは旧姓とHubbie姓をハイフンでつなげた複合姓にしました。HubbieもHubbieの両親も快く理解してくれたので良かったです。

ちなみにちょっとややこしいですが、結婚証明書は旧姓のままです。(役所を通して、結婚を通じて自分の名前を完全に、法律上、だんな姓に変える人も多いようですが、これをしなくても結婚証明書さえあれば、普段使用する身分証明書、保険証などなど問題なく氏名変更ができるこの国です。とてもフレキシブルですよね!)

なので、私は日本ではHubbie姓、オーストラリアではHubbie姓と複合姓を使い分け。
そしてパスポートにはHubbie姓と複合姓の両方を併記してもらうこととなりました。

ちょっと前置きが長くなりましたが、
昨日、日本人の患者さんが2人入院されました。
一番最初に、患者さんとその家族へ自己紹介するとき、日本語で思わず「初めまして、旧姓と申します」と言っている自分がいました。日本人同士できちんとしたお話をするときはどうしても苗字で呼び合うのが、未だに身体に染み付いているようです。初めてお会いする日本人の方に、自分のファーストネームで自己紹介するのは何だか違和感を感じてしまうんですよね。

その後、その家族とお話している間も看護婦さんや同僚と話しているときは、自分の下の名前で呼ばれていたので、最後、もう一度、「お名前何でしたっけ?」と言われたときには下の名前で自己紹介させていただきました。

こちらではどんなに身分の高い人でもあまり苗字を使うことがありません。気さくにファーストネームで呼び合うことがとても多いです。そのためHubbie姓も、旧姓もほとんど使う機会がありません。それもあって、長くても気にせずに複合姓にできたのもあるかな、と今では思います。

今日は領事館で待っているときに、Hubbieの苗字さ~んと呼ばれ、呼び慣れてないのもあり、なんとなく一人で照れてみました。

領事館のすぐそばのマーティンプレースで催し物が行われていました。トレッドミルを皆で走ることによるチャリティーイベントのようでした。


下は帰り道、クリスマスのデコレーションが始まってるんだな、と立ち止まって撮ってみた1枚です。こちらGeorge StとPitt Stを結ぶ位置にあるThe Strand Arcadeです。





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