Saturday 2 March 2013

第2子出産記録

約2週間前の2月18日に無事に女の子を出産しました。昨日が出産予定日だったんだな~、とちょっとしみじみデス。

さてさて、今回の妊娠に引き続き、出産も何もかもが初めて尽くしでした。
リアルなところもあるので、興味がある方だけどうぞ。


38週2日、前回出産よりは3日遅い日曜日、母と車でショッピング。病院から退院時にはかわいい洋服で、と買ってくれたので、家に帰ってから洗濯をして、母がBubを連れて散歩に出てくれたので私はゆっくりとお風呂に入り、母の作ってくれた夕飯を食べとのんびりした日でした。 母とHubbieにお腹がだいぶ下がってきたねと言われたりと、自分でもそろそろかなとは思っていたのですが、お腹の子には産科医がいる月曜日まで待ってね~なんて一応話しかけていました。笑。


その夜は、出かけたりお風呂に入ったりとして疲れたので、いつもより早く就寝、そして数時間後の1時半過ぎに目が覚めました(妊娠中はいつもこんな感じ)。起きてみるとママ友さんからメールが来ていたので、それに返事を書いて送信(記録では1:41とのこと)、その後にしばらくベッドで携帯をいじっていると、ん?と感じたことのない感触が下っ腹の方でありました。赤ちゃんが無理やりグリっと動いたような痛みと共に、音がしたような。。。破水?と思いつつ、前回のように何かが流れ出る感触はなかったのですが、とりあえずその後またよく寝る為にトイレにでもいくか、という感じでした。笑。トイレに行ってもやっぱり勘違いか。。と立ち上がった瞬間、やっぱり破水したんだと分かりました。どうやら頭が栓になっていたようで(笑)、立ったり歩いたりしている限り、漏れはありませんでした。

前回と同じ、ことの運びであることに若干ホッとし、そしてこの時間なら出産の時には産科医もいるだろうと、一安心したのを今でも覚えています。


18日、朝1:57
マタニティ病棟に破水した事を電話し、1時間以内に来てね、と言われた後に電話を切り、その後義母に電話し、前回同様病院まで連れて行ってくれたら嬉しいな~と話したらすぐに来てくれる事になりました。前回は破水してから陣痛が来るまでに数時間かかったので、準備をしつつも前回と似ているプロセスにその時は余裕があったと思います。

義母を待つ間、母が留守番してくれる間のBub関係の最終チェック、Hubbieは目を覚ますためにも急いでシャワーに入り、私は病院バッグに充電器やカメラなど最後の詰め物をしていました。2:10頃から少しずつ生理痛のような痛みが出始めていたので、あと少しで義母が来るな~、病院で本格的な陣痛かな、という感じでした。

でもここからが予想外。痛みの度合いも強くなるし、間隔もどんどん狭くなっていきました。でも痛みの長さは10秒から15秒ほど。なにこれ。。。うーん。。。

こんな中でも、痛みと痛みの間の短い間にパジャマ姿で母と二人で写真を撮りました。笑。これは初めて大きいお腹で母と撮った写真だったので良い思い出です。

この直後に痛みはかなり堪え難い物になりました。汗は滝のように流れるし、お腹は痛いし、腰が割れそうな感じでした。前回出産でEpiduralをして欲しいと頼んだ時の痛みとよく似ていました。

しばらくすると(と言ってもその後15分もしないうちに)痛みがあると気を失いそうな感じがしたので、義母の車で行くのは無理な気がする。。。なんだかこの進行はおかしい気がする。。。と色々な事が頭をよぎりつつ、とりあえずそのまま床に四つん這いになってみることにしました。それも無理で結局は横になることにしました。


2:39
Hubbieに病院にもう一度電話してもらう事にし、でもその間に自分の状況がどんどん悪くなるのも分かり、母にもそれは見ていて分かったようで(顔色がかなり悪く、息も絶えだえに見えたそうです。ま~実際にそうだった。笑) 救急車じゃないとダメかも。。と思いました。病院との電話では、なかなか事情も通じにくいのか時間がかかっているように思え、もどかしい時間でしたが、結局は救急車を呼ぶことになりました。


2:41
Hubbieが000に電話をし、状況を話している中で、「頭が見えているかどうか?分からない」とHubbieが答えているのが聞こえ、どうにかなってしまいそうに感じている自分は何を思ったか「え、頭が出て来そうな位じゃないと救急車は来てくれないの?」という風に解釈し、もうどうしても救急車に来て欲しくて(じゃないと、あまりの展開に私なり赤ちゃんなりが何かがおかしくて本気で死んでしまうのではないかと思った。)、とりあえず息んでみることにしたのです。

そうしてみると、Bub出産の時にも感じた感触が。あ、出てきてる。それが分かって、出て来てる!と大声で言いながら、履いていたストレッチパンツと下着(リアルですみません。。。苦笑)を母にも手伝って取ってもらったりとし、それを目視したHubbieもようやく「あ、頭が見える!」と大声で電話口に向かって言ってました。


その後はHubbieが電話口でどうするようにと話し、母がタオルなどを用意してくれ、とあれよあれよと事が進み、もう一度息むように言われ、その1回でツルンと出てくるあっという間の出産でした。全部で3回息んだのかな?生まれてからすぐにちょっとだけフエッと泣いた後静かになったのが不安になり、起き上がってタオルでゴシゴシ背中を撫でてみました。体は良い感じにピンクだったし、しばらくかかったけれど、無事に泣き出してくれて嬉しかったです。


2:45
というわけで、我が家の長女は思いがけず、Born Before Arrival(BBA。きちんとした医療用語のようです。笑)という形で自宅で母に取り上げてもらいました。


実はこの数日前にSBSチャンネルでUKの産科病棟のドキュメントを見たばかりでした。こういう医療系のドキュメンタリーは機会があれば見るのが好きなのですが、今までに何度も同様の番組を見ていたし、タイムリーに見ていたのも落ち着いて対処できたのに関係していたのではないかと思います。自分で息んで産んだ後に、起き上がって我が子をタオルでゴシゴシするとも思っていませんでしたが、必死さあり、本能あり、夢中なのあり、だったのではないかな~と思います。母も私もHubbieも、パニックながら冷静だった、と思います。


破水から55分ほど、最初の痛みが出始めて30ー35分、病院に電話してから6分(通話時間2分)、000に電話をしてから4分後の出産(救急車が到着したのはこの数分後、義母が到着したのも同じ頃)でした。救急隊員に母子ともに大丈夫そうであることを確認してもらい、胎盤が待っていても出てこなかったので、Hubbieに臍帯を切ってもらい、その後救急車で病院に向かいました。痛みがあった時は死にそうに感じていたのも嘘のように、汗だくで暑いんだか寒いんだか分からないような感じでしたが、でもとりあえずはちょっと前の自分よりは生き返ったような、だいぶ良い調子の自分がいました。ハイだった、というのが適当かもしれません。笑。


初めての救急車には自分で赤ちゃんを抱いて歩いて乗り込み(座るタイプの救急車付属の椅子は出産したばかりの腰にはとても辛くて無理、ストレッチャーはうちの住居のエレベーターに入らず)、車内ストレッチャーに横になって、赤ちゃんがボーッと目を開けて自分の上で横になっているのを見ながら、何が起こったのかを思い返していたように思います。


その後病院に着いた後は、助産師に子宮の収縮を助ける注射をしてもらった後に胎盤を出してもらい(咳をするように言われ、数秒でいとも簡単に出てきました)、今回も1つ1つは前回より浅いながら5針、当直のドクターに縫ってもらいました。(このドクターはBub出産の時に本当はお願いしたかった女医さん、当時の第一印象はよくなかったのですが、お会いしてみるととても良い感じのドクターでした。)


入院中もちょっと勝手が違って、あまりにも混んでいて、到着してから出産部屋で長いこと過ごし(これはこれでプライバシーがあって良かったですが)、その後は1泊は相部屋。カーテンに囲まれて過ごすのはあまり楽しくなかったです。笑。そしてやはり2回目という事で自分に余裕もあったんだろうし、Bubの時のような授乳の困りごともなかったので、相部屋で家族も部屋にいてもらえないし、ちょっと退屈でした。あとは、毎回シフトが変わる度に、助産師さんに何があったかを説明しないといけなかったのが、最初は嫌だったのですが(やっぱりBBAは珍しいので、病院ではちょっとした有名人になってしまいました。笑)、結局は何度も話すことが、自分のリハビリになっていたのかな、と後日気付きました。


この日の夜、母がお見舞いに来てくれた時に少しその時の事を話すこともでき、赤ちゃんと2人になったときに、あ~自分の子なんだな、と実感がやっと湧いてきて、ちょっとウルウルしてしまいました。それまでは、職業柄なのか、まるで自分の出産と自分の子を他人の出来事であるかのように客観的に見ることで、自分を落ち着かせて、目の前の出来事に対処してたのかな、と。


 
入院中は耳の検査も。
無事にクリアでホッとしました。


その次の日には個室に移る事ができ、シーンとした部屋にホッとするとともに、気分がやっと落ち着いた夜でした。

その後2泊は母子ともにかなり調子が良かったので、契約先のクージービーチのホテルに移動し、そこの助産師に面倒を見てもらいながらゆっくりしました。(小児科医も退院前にホテルまで赤ちゃんチェックに出向いてくれました)


 
ホテルの部屋からの眺め。朝焼け。
これにはかなり癒されました。


出産後の予後が2人ともとても良かったこと、ホテルからの海の景色にも癒され、緊張の連続だった出産を思い返しては、自分の中で少しずつ気持ちの整理をして、を繰り返した4泊5日間でした。Bubを出産した時よりも、出産を終えて家族が増えたと感慨に浸るに至るにはだいぶかかりましたが、今は、全てが良い状態で、幸運も手伝って、何事もなく無事に出産が済んだことが何よりもありがたく、元気に生まれて来てくれた事が嬉しい、と娘に愛おしさを感じる日々です。


 
親がリラックスすると、子供もリラックス。
今のところ、良く寝て良く食べる良い子です^^


帰ってきてからの生活は、予想通り、Bubのヤキモチと、彼が彼女の存在を認めたくないという気持ちからくるイライラや癇癪に、四苦八苦する日々ですが、私たちが育児に慣れるのに時間がかかるように、Bubにも時間がかかって当然だと思うので、ここは皆で協力して乗り越えようと思います。イライラしちゃうこと多々ですけど!笑。


退院してきて数日してやっと、Bubも妹にキスをしてくれて、おはようやおやすみを言ってくれるようになりました。先日2人乗りバギーで初めて外出したのですが、最初は今までのBubの席が取られてしまったことにかなりお怒りでしたが、その後はカフェで皆でゆっくり食事をすることもでき、やっと日常に戻った気がして、ホッとしたひとときでした。


 
朝カフェに出かけて、家に帰ってきてからも
ず~っとZzzzzzz。
Bubの当初と大違い。


その後は家族全員でオーストラリアの出生届を出してきました。出生場所を病院ではなく、自宅の住所と書く時にまた当時を思い出しました。たった2週間弱前の出来事ですが、もう遠い出来事のような、昨日の出来事のような。これもまた、少しずつ、プラスの思い出になっていってくれればと思います。なると思います!!




にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(オージー・NZ人)へ
にほんブログ村 海外生活ブログへ



Sunday 24 February 2013

産まれました!

ご報告が遅くなりましたが、2月18日の早朝、無事に女の子を出産しました^^
38週3日で生まれたので、Bubのときよりも数日遅いだけでした。
3108g、48センチの元気な女の子です。

今回の妊娠に続き、出産もかなり思い出深いものとなりました。
ちょっとずつ記録して、そのうちアップしたいと思います。

それでは、とりあえずはご報告まで♪


出産数時間後の長女。
この角度、Bubにそっくり!


にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(オージー・NZ人)へ
にほんブログ村 海外生活ブログへ