こちらは5時を過ぎても開いている専門医、というのは聞いたことがないので一番遅い時間で予約を入れてもらってます。私の専門医は他4人の医師とグループを作っていてもし週末に産気づいてしまったときにはその計5人の医師たちが5週のサイクルで担当することになっています。最初は不満にも感じましたが初診の日に説明もしてくれたし、その5人はほぼ同じレベルの経験で医師同士が信頼しあっていること、そうすることで医師たちも自分たちの家族と過ごす時間ができるとの説明に納得することにしました。
今回は少し前にやった超音波と血液検査が異常無しであること、初診時に行なったPap Smear(子宮頸がん検査)の検査も陰性なので2年後の再検査を忘れないようにね、ということと、５月末に日本に一時帰国も全く問題ないだろう、ということなどを中心に話してきました。
部屋には先生のほかに学生さんが一人今回はいました。内診とかあるならいてもらうの嫌だな、などと思ってましたが(笑)、とても気さくな良くしゃべる女の子で良い子でした。(そして内診はなかった。笑)雰囲気を和ませてくれる感じでしょうか。高校では日本語を選択して授業を受けていたようでひらがなにカタカナは読めて漢字は少しなら、とのこと。そして授業中に習った「初めまして、これは私の名刺です。」を流暢に聞かせてくれたものの、現実には一度も役立ったことはない、というコメントに思わず笑ってしまいました。
その他にも、日本の習慣が大変興味深いと話しつつ、お腹の周りに安産の願いを込めて何か巻くんでしょ?(戌の日の祝いのことを話していると思われる)とか、日本では妊娠すると受診の度に超音波をすることも一般的なようだが、こちらでは初期と中期に1度ずつ行なうだけでこちらにきた日本人は不安に思うことがあるようだけど・・・などなど、思わぬところでブロンドで青い目のかわいい女の子の知っている知識に感心してしまいました。
今日の検診でちょっと感動したこと。それはDrが私の腹部を触診した後に子宮がおへその下辺りまで上がって来ていることを説明してくれた後で、これなら聴けるかもしれないな、と独り言のようにつぶやいた後に専用の聴診器(? )を私の腹部に当てました。明らかにDrが集中しているので私も学生さんも静かにしていると、「聞こえる？これが赤ちゃんの心音だよ」と教えてくれました。とても静かながらステディーに聴こえる小さく速いトクトクという音を聴くことができました。超音波で心拍数を確認しても実際に聞かせてもらうことはなかったので何だかほんわかした気持ちになりました。
今までつわりらしい症状もなく、それを素直に喜べばいいものの、あまりにもいわゆる妊娠ということへの自覚症状がなかったので無事に育っているのか不安になることが多々あったのですが、それが少し解消された気がします。
本日14週半。皆様ご存知の通り、自分は結構太り気味ですが体重は減ることはなくても現在まで増やすことなく来ることができました。仕事で歩き回ってるのがいいのかな?下腹部は元からchubbyではありますが、ただ太って見えるのとは明らかに違う(あはは)ポッコリ感が一昨日辺りからあるようです。
Hubbieには寝る前に心音を聴いたことを話したらneat!と言ってニコニコしてました。その後勝手に自分で想像して心音のまねをしてました。笑。ちょっと子供じみてますが、はい、嬉しそうにしていたのでほっておきました。
職場は本日定休日ということもあり、昨日はものすごく忙しく、仕事が予定通りに終わらず、予約に間に合うギリギリに職場を出て、やっとつかまえたタクシーに乗り込み行き先を伝えると運転手にもうすぐ仕事時間が終わりなのにそっちの方向は自宅と全く違う方向だから行きたくない、と言われ降ろされ(日本じゃ有り得ない！)思わずイラッとし、やっと他のタクシーに乗ったものの交通渋滞につかまり・・・とハラハラする旅路でしたが何とかギリギリに到着。その後待合室で待つこと15分。いや～、ここはオーストラリアだってこと、たまに忘れます。でも間に合ってよかった。
今後の受診はしばらく5週間おきです。日本から帰ってきたら超音波(これが何も問題がない限り最後の超音波となるので性別が分かるといいな～と思ってます)、そして1週間後ぐらいに受診となりそうです。
これからも皆が健康に無事に過ごせますように。
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