Friday 18 June 2010

妊娠後あれこれ。

妊娠した後に、色々考えることや悩むことがあったのですが、その中でも3つ。

①大学院進学はどうするか。
②医療保険はどうするか。
③仕事はどうするか。

プロの通訳・翻訳者を目指し願書を提出した大学院の合格前後を境に、発覚した妊娠。合格してから、入学手続き期限ギリギリまで悩んだ末、入学時期を延期することにしました。こちらの大学、大学院では一度合格すると、半年(1期分)または最長1年間入学を延期することが可能なようです。なのでとりあえず来年の2・3月辺りには色々周囲も落ち着いてるかな、と考えたのもあり、とりあえず約半年間延期して、もう一度じっくり考えることにしました。

そして健康保険。こちらオーストラリアでは永住権を持つ人と市民権を持つ人にはメディケアというのがあり、一般医にかかる場合は無料かまたは低料金で、公立の病院にかかる場合は入院から退院まで無料で医療を受けることが可能です。とてもすばらしいシステムではありますが、その分それに頼る国民も多く、重症度がそれほど重たくないと判断された場合や急を要さないと判断されたような場合には手術も半年、ひどい時には数年待ち、ということもあります。自分にとってはとても辛い症状でも待たなければならない、というのはあまり好ましいことではありません。妊婦として公立病院にかかることにした場合には要するにタダなのですが、病院によっては予約をしても待ち時間がとてもひどいことがあること、予約の仕方によっては毎回担当する医師または助産婦が変わること、相部屋がほとんどで、こちらは母子同室が多いので、疲れが全く取れずさっさと家に帰りたいと思うお母さんが多いこと、などを良く耳にしていました。

以前にも少し触れましたが、自分がすぐに妊娠するとは全く思っていなかったのと、産婦人科系だけにこだわらず、自分に何かあったときには待たされることなくすぐに専門医に診てもらいたい、というのがあったので、ちょっと高いのは承知でこちらに来てからすぐに自分でプライベートの健康医療保険に加入しました。そして今回出産をするに当たって、自分の選んだ産婦人科医に最後まで面倒を見てもらうことにし、病院もその医師が勤務する私立病院を選びました。病院は出産後もほとんどが個室で、出産をする部屋には陣痛を逃すためのスパバスやパートナーも泊まれるようにソファーベッドなども備えてあるそうです。(Hubbieと参加予定のマタニティークラスが8月末からなのでまだ実際には見てませんがその時にツアーで見て回る予定です)

自分で支払っている健康医療保険でカバーされるのは入院中の全て。しかし入院するまでの間の検診や超音波、血液検査などは一部がメディケアでカバーされるものの、残りは自費です。出産をするに当たり、オーストラリアではベビーボーナスというのがあり5000ドルが支給されます。公立病院で出産をする場合には要するにこの5000ドルが全て懐に入るわけですが、私の場合は計算するとほぼ無くなってしまいそうだ・・・という結論に至りましたが、安心して心地よい環境で産みたいと思ったので、Hubbieも賛成してくれたし、良しとします。

病院を決めてからずっと気になっていたのは、病院からもらったパンフレットに「産まれた赤ちゃんは保険でカバーされません。各々の保険会社に問い合わせ、家族保険などに切り替えることをお勧めします」と書いてあったことでした。未熟児で産まれでもして保険でカバーされなかったら公立病院でない限りかなりの出費でどうにもなりません。とても不安になりました。

そこで家族保険に切り替える(現在はHubbieはそんなに高い保険料を支払う必要がないので別々の保険に入ってます)ことも念頭に保険会社に問い合わせをすると、私がこのレベルの保険に加入したのが1年以上前ということもあり、特に保険を切り替えなくても出産した最初の60日間は赤ちゃんも自動的にカバーされ、何も心配することはない、ということを言われました。そしてもしその後子供にも同等のレベルのカバーが必要と判断した場合には60日以内に加入して下さい、とのことでした。保険料がぐっと上がることが気になっていましたが、とりあえずは何もしなくて良さそうなのでホッとしました。

そして最後に、なんだかんだしばらく放置していたのが仕事はどうするか、ということ。現在は1年契約のポジションで薬剤師として勤務しています。それ以前は同じ病院で薬剤師アシスタントとして正社員(いわゆる永久雇用)として雇用されていました。人事部に問い合わせをした結果、良いお知らせと悪いお知らせがありました。良いお知らせはこの病院で働き始めて12ヶ月以上が経っているのでマタニティー休暇が取れる、ということ。そして休暇の期間も契約期間終了までお給料が支払われるということ。これは無給休暇覚悟だった私にとってはとても良いニュースでした。でも悪いニュースはこの休暇を取るに当たって、現在のポジションを退かないといけない、ということ。本当は契約期間中に戻って来れるなら戻って少しでも経験を積もうと思っていたのですが、それはできないとのことでした。契約終了は来年の3月。休暇に入るときが仕事納め。そう考えるとやっと得た職を手放すのが何だか寂しかったですが、お休みしながらもお給料がもらえて、自分の子供とめいいっぱい過ごせるならそんなに良いことはない、その頃になったらまた求人が出るかもしれない、と前向きに考えることにしました。

以上3点、とりあえず解決したので良かったです。


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2 comments:

  1. 初コメントです。はなはなといいます。妊娠おめでとうございます★
    とてもわかりやすい情報だったので助かりました。今後の参考のさせていただきます!体調には気をつけてマタニティライフ楽しんで下さいね。ではまた…

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  2. はなはなさん、
    初めまして、コメントありがとうございます!はなはなさんのブログも拝見させていただきました。日本にいた頃は高校・大学と私も乗馬を楽しんだので勝手に親近感を覚えてます。笑。癒されますよね。こちらでは数年前に一度セントラルコーストで遠乗りをしただけですが、またいつか乗りたいな~と思います。
    これからもお互い頑張りましょう☆

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