Wednesday 6 July 2011

Bub's ordeal

Bubの咳があまり気にならなくなりホッとしたのも束の間、Bubはまた調子が悪くなりました。
金曜のチャイルドケアは問題なく過ごし、夜も久しぶりにたくさん寝て起きた土曜日の朝。

いつも通り朝食を与えて、授乳をして。でも何となく食い付きが悪い。まだ疲れている様子だったので、遅い朝食の後テレビの前にゴロンと横にしている間に寝てしまいました。静かになったので、しばらく家事をしていると、その後突然、ウエ~ッと吐いている音がしたので、急いで行ってみると、仰向けになったままもがいているBub。あまりにも突然のことですっかりビックリしてしまっている様子で、私もビックリ。仰向けのままでの嘔吐だったので、様子は皆さんのご想像にお任せしますが、お風呂に入れようかと思うほどでした。あらら、と思っていると、いつもと違って(咳の出過ぎで吐いてしまうのと違って)、吐き気が止まらない様子で、結局は胃が空っぽになるまで吐き続けたので、様子が違うと判断し、お風呂はやめて、温かいタオルでとりあえずは拭いてあげました。

その後はスッキリした様子でいつものBubに戻り、おもちゃで遊んでいましたが、しばらくするとお腹も空っぽになったことでお腹が空いたのかご飯を要求。お昼も近かったので、そのまままた離乳食と授乳。これも完食。あ~良かったとこの時は思いましたね。その後2時間ほどお昼寝をして、起きてきたのでHubbieと一緒に遊んでもらいました。少し遊んでいてもらうと、うわ~とHubbieの声が。Bub、またしても嘔吐。そしてまたしても豪快。お昼寝をした後なのに、何も消化されていない様子だったので、さすがにここで心配になりましたが、吐いてしまうとまたスッキリするようで、笑顔も。

ちなみにこの時、初めて、手を手で支えながらではありますが、Bub、初めて数歩、両足を交互に前に出すことができ(補助して歩いた)、家族3人でちょっとエキサイトしました。笑。

この後、夕方になって、夜Bubの調子が変わっても嫌だな、と一瞬よぎったのもあり、薬局に出向き、Hydrolyte(脱水症状の時に水分補給に使用できます)を買いました。ちなみに、この時、参考にした情報はこちらです。胃腸炎を中心に書かれていますが、嘔吐、下痢などが続いたときにできること、などをChildren's Hospitalがまとめたもので、とても役に立ちました。

夕方はやっぱり嘔吐が続いたためか、あまり元気もなかったので母乳オンリーにしました。ゴクゴクとここでも飲んでくれたので、一安心。

しかしこの30~40分後、やっぱり嘔吐。さすがのBubもこの時点で少し静かになり始め、いつもと様子が違ってきたので、あ、これはもうダメだと思い、Sydney Children's Hospitalにとりあえずアドバイスをもらうべく電話をしましたが、電話でのアドバイスは行なっていないとのことで、病院に行くことになりました。出かけるのに靴を履いているときにもまた嘔吐。夜の7時半頃に病院に到着しました。

Emergency Departmentから入ると、赤ちゃん含め子供がたくさん。あ~長い夜になりそうだ・・と思いました。自分が救急患者になったことはないのですが、どこの救急でも待ち時間が長いのは同じですよね。

とりあえずtriageのデスクに向かい、患者登録をして、その後ナースによる問診、聴診、体温・体重測定。この後検尿カップを渡され、Bubがおしっこをするのを永遠に待つこととなりました。Bubはボーっとテレビを見てましたが、Hubbieも私も見つめるのは一点。笑。最初はうちのBubだけだったのですが、時間が経つにつれ、赤ちゃんも増えていき、同じ体勢の赤ちゃんも増えました。笑。体勢は愉快ですが、この検尿は細菌感染症があるかどうかを確かめるのに有効なので、必須なのですが、中には3時間頑張っても、してくれない赤ちゃんとかもいて、お母さんはとってもしんどそうでした。ちょっと同情。ちなみにBubは、病院で待つ間に少しでも水分を補給できるようにともらったHydrolyteを与え始めて(吐かないように15mLを15分おき。冷たくすると飲みやすいみたいです)、しばらくしたらしてくれました。(ちなみに検査は異常無しでした)

 結局、待っている間は1度も嘔吐せずに済みましたが、熱が39度まで上がりました。その為、Panadol(正式にはparacetamol。ちなみにこれは日本で赤ちゃんに一般的に処方されるアセトアミノフェンと同じものです)をもらいましたが見事に嘔吐。せっかく飲んだHydrolyteも出てきてしまったので、ナースは謝っていましたが、これは仕方ありません。しかしやっぱり熱は下げないといけないとのことで、お次は赤ちゃん用Nurofen。薬剤師としてお恥ずかしいですが、赤ちゃん用のNurofenがあることを、ここで初めて知りました。これはIbuprofen(アイブプロフェン。日本ではイブプロフェン。)という成分で、NSAIDs非ステロイド性抗炎症薬なのですが、日本では小児に与えるというのは滅多に見かけないように思います。こちらでは、薬局で処方箋なしで買えるようです。Bubにとってはこちらの方が、味的にはかなり飲みやすかったようで、スッと飲んでくれました。しかし副作用は大人と一緒で、胃を荒らしたりもしやすいと思うし、副作用はPanadolよりもずっと多いので注意が必要かと思います。この時は、熱を下げることを優先しました。

(私の職場は産科と小児科がないので、この時、薬局でアルバイトしようかな~とちょっと思いました。笑)

数時間待った後に、ドクターに診てもらい、下痢の症状はその時点ではなかったものの(逆にちょっと便秘気味)、チャイルドケアに行っていることなども考えて、ウイルスによる腸炎ではないかとのことでした。 長い間待たされはしましたが、結構丁寧に診てくれたので良かったです。このまま待合室で待って、嘔吐もせず、熱が下がってきたら帰っても良いとのことでした。そして週明けにでもGPでフォローアップをしてほしいけれど、もし良いGPがいない場合には、病院にまた来てくれればフォローアップする、とのことだったので、それでお願いしました。

その後待つことまた数時間、Bubは夜遅かったのもあり、抱っこしている間に寝始め、薬も効いてきて汗をかき始めました。起きた後は、すっかり調子が良くなったのか、 びっくりするぐらいにいつものBubに戻っていました。真っ赤だった顔もすっかり色白なすっきり顔に。あまりにも元気そうなので、夜も遅かったし、もう帰りたかったのですが、ドクター自体はかなり忙しいので、GP宛の手紙や、フォローアップの手続きなどなど、結局は家に帰ってきたのは夜中の1時半でした。

 かなり長時間だったので、とっても疲れました。でも小児科医にすぐにかかれないこちらで、小児科医にフォローアップも含めてきちんと診てもらえたので、安心することができました。あ、ちなみに、救急で待っている間は、放置されるわけではなく、ナースが定期的に、体温測定、水分補給など様々なことをしにまわってくるので安心です。でもこれイコール、Triageのし直しでもあるので、これで順番が変わることもあります。

Bubはこの日以降、熱も下がり元気ですが、この夜以来、寝る時間帯なども不規則になってしまいました。今こうしてこれを書いているのも、Bubが起きているからです。苦笑。パッチリ開いた目に見つめられております。コットの柵にダミーをガシガシとぶつけて喜んでいてうるさかったので、リビングに連れてきました。笑。

この他にはちょっと下痢気味。
そしてこの一件以来、かなりclingy。そして、食事の前後、かなりグズグズします。Nurofenの副作用でお腹が痛い(荒れ。空きっ腹に飲ませたから余計ですね)とかじゃないといいな~と思ってます。離乳食はおかゆが一番食が進むようです。早くまた色々とガツガツ食べるようになってほしいな~。

そして昨日からちょっと気になり始めた肩と首の湿疹。そして今夜は胸にも少し。

突発性湿疹かな?

とにもかくにも、もうしばらく経験したくない出来事でした~。
さ、ソファーベッドで2人で横になろうかな。笑。

書き足し:
Sydney Children's Hospitalはシドニー近郊では小児用にいくつかある病院のひとつです。救急でかかったときも、フォローアップで行ったときも、当たり前ですが、院内で見るのは患者である子供ばかり。Bubは今回、入院することもなく、すぐに元気になってくれましたが、最近、友人の赤ちゃんが数日入院したりとしたので、人事でもなく、そんな子達を見て、ちょっとおセンチになってしまいました。Bubを診てもらったあと、色々な貼紙などを見たりしながら病院見学してきたのですが、子供病院で働くのは、この私には無理そうです。気持ちがもたなそう。
Bubが今後も健康でいてくれますように。そして、病院通いする子供たちも元気になって、子供らしい生活を送れますように。


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6 comments:

  1. 大変お疲れ様でした。

    子供病院、とっても辛いですよね~。
    家も始めて連れて行った時は土曜日でした。まだ昼間だったので、そんなに混んでいませんでしたが。

    胃腸炎と言う事はgastro みたいな感じですかね?具合の悪い子供を見るのは本当に辛いですよね。うちのモモもお友達のベイビーもgastro が治って来た後、すごい食欲だったのを覚えています。チャイルドケアに行き出すと、最初は本当に辛いですよね~。うちのモモは最近はいい感じですが、ちょっと風邪にかかって鼻水が出るようになると、すぐに中耳炎になり、最近ちょっと慢性化してきています。その度にお薬でちょっとかわいそう。。

    子供病院は私もその時初めて中に入りましたが、私もとても胸が痛みました。自分の子供の健康を祈ると共に、世界中の病気の子供達の病気が一日も早くよくなりますように。。

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  2. Junxさん、
    どうもです~。Junxさんもチャイルドケアにモモくんが行き始めたばかりの頃はなかなか大変そうでしたよね。その後は、いい感じとのこと、良かったです^^ 中耳炎もあまり長引かないように祈ってます。赤ちゃんはどうしても鼻水も痰も自分で出せないから、炎症が起きてしまいがちですよね。Bubも長引く咳について聞いてみたのですが、聴診する限り問題ないようで、チャイルドケアに通わせているなら、しばらくの間続くでしょう、とのことでした。子供をケアに出すようになったらいつかは通る道、と思っても、やっぱり子供が辛そうなのは、見てても辛いですよね~。

    ちなみに救急での診断は正しくgastroですね。(フォローアップでは湿疹が出てないか聞かれましたが、その時はまだ出てませんでした)嘔吐は止まりましたが、まだお腹がゆるい感じです。私達夫婦にうつらないように、一応手の消毒だけしてます~。

    お腹が治るまでは、おかゆみたいな方がいいのか、それとも食欲があるなら、いつもの食事(お肉とかも入ったベビーフード)に戻っていいのか良く分からず、今は和風おかゆが好きみたいなので、そればかりあげてます。栄養なさそうですよね・・・。なので今日は少しヨーグルト、あげてみました。笑。少しずつフォーミュラに移行する作戦も母乳にすっかり逆戻りしてしまいました。涙。(←小児科医に母乳をあげられるなら症状のある間は母乳を、と言われてしまいました)

    今回の一件で、子供には笑顔が一番だな、なんて当たり前のことを、心底感じてしまいました。

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  3. eukybearさん、
    その後Bubちゃんの調子はどうですか?Gastroになると大人でもかなりツライのでBubちゃんもとてもしんどかったでしょうね。。。うちのベビーの風邪もすっかり良くなってるんですが、なぜか鼻水だけがまだきれいに治らないみたいで、いつまでも鼻たれ小僧のままです。チャイルドケアに通うと咳の治りが遅くなるのは何でなんでしょう?うちもジムのチャイルドケアに定期的に行ってるので、鼻水が続くのはそれでかもな〜と思いました。しかも今日迎えに行ったらしっかり鼻をたらした女の子が横で遊んでたし・・・あらら。
    Bubちゃんが早く良くなるよう祈ってます。

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  4. Tomomiさん、
    どうもありがとうございます^^Bubはお陰さまでもうだいぶよくなりました。
    チャイルドケアに通うと長引くのもそうですが(免疫がまだまだ弱いですもんね)、次から次へと新しいのをもらってくる、というのもあるかもしれませんね。
    うちのBubの場合は、私達夫婦の家族歴から言っても、決して気管支が丈夫とは言えないので、それで咳が続くのかな、なんて思ったりもしてます。

    私もBubを迎えに行ったときに、隣に鼻水垂らした男の子が座ってました。笑。でもBubはそれ以降も大丈夫そうなので、逆にBubもうつした1人なのかな、なんて。笑。こればかりは仕方ないですね~。何でも口に入れますしね・・・。

    試練を乗り越えて丈夫な子に育ってくれ~と祈るばかりです^^

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  5. Bubくん、ずっと調子悪そうでかわいそうだね・・
    そんなに嘔吐したら本当にビックリだよね。
    わたしなら一度目の嘔吐で救急車出動かも。
    やっぱり医療に携わっているから
    慌てないんだろうな~!

    早く全快になるといいね!!
    お大事にね♪

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  6. モコちゃん、
    ホントしばらく調子の悪いのが続いたからかわいそうだった!でも、もう咳も止まったし、吐いちゃったのも1日で済んだし、お腹の調子もだいぶ改善したみたいで、今日は離乳食もいつものに戻してみたよ^^
    でもまた明日チャイルドケアだけど・・・。元気に過ごしてくれることを祈るよ~。

    何だかね、私、慌ててないように見えるみたいなんだよね、外見は。笑。
    出産したときも、Bubが一人目だと分かると、病室を訪ねてくる助産婦さんたちに口を揃えてそうは見えないと言われて、それはそれでちょっと悩んだけど。笑。

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