Wednesday 23 July 2014

お久しぶりです。

皆さま、お元気ですか?
かなり久しぶりにブログを書いてみることにしました。

早いもので、Bubはあと3ヶ月で4歳、Babyはあと1ヶ月で1歳半になります。



前回ブログを書いた頃から約半年も経ってしまいましたが、あっという間だったような長かったような。色々ありました。

Bubは言葉が遅いことも影響してか、癇癪をよく起こしたし、前は頑張って言葉をつなげようとしていたのも、1語で要求を通そうとしたり 、前はできていたのに。。と前進というよりも後退を感じることもあり、親としても心配やイライラが募ることも多々でした。年初から部屋が変わったデイケアも慣れず毎回泣かれ、部屋でもずっと1人で過ごしてると聞き、今まで大好きだったプールも年齢と共に大きいプールに移った事でまた慣れず毎回大泣き、大好きなはずの音楽教室も全く集中しない、何もかもがうまく行かない気がした日が多くありました。

小児病院で日本から戻ってからアセスメントをしてもらい、言語と社会性が1年ほど遅れていると言われた日、何がいけないんだろう、と涙も出ましたが、私のいつもと違う様子をBubがすぐに察したので、そこからは前進あるのみ、と気分改め日々を過ごすことに努めました。

まずはその時点でしばらく通っていたスピーチセラピストを変更しました。もちろん1人目のセラピストもBubの改善目指して、とても真面目に面倒をみてくれました。でも、この2人のセラピーへのアプローチは、全く異なりました。

まず知っておかないといけないのは、トドラーのスピーチセラピーというのは、まだ子供が小さいこともあり、セラピーとは言いながらも、親への教育が中心となります。毎日一緒に過ごすのは親だし、短い時間で習得できる事は限られているので、セラピー中に得た技術なりを自宅で毎日実践するのが親の役目です。

2人のセラピストの違いは、

○ 1人目はオフィスの中で本読みやおもちゃで遊ぶことが中心。予約が毎回朝8時だったということもあり(予約時間選べず)、エネルギーいっぱいの3歳児には苦痛の時間だったと思われます。しかもその頃のBubは本にもあまり興味ないし、おもちゃを使ったごっこ遊びに関心がありませんでした。2人目は、かなり開放的な部屋の中で、規律もある中でセッションをします。部屋内にはトランポリン、滑り台、ブランコ、その他もろもろ、身体を動かせる遊具がたくさんあります。遊びの中でも学べることは無限です。なので、Bubも何かを無理やりやらされているのではなく、面白いことをしに行くという気持ちの変化ができました。

○ 1人目は 癇癪を起こした場合、ジッと待つタイプ。なので私が対応。下の子も連れて行くので、かなり至難の業。2人目は、癇癪を起こした場合、家ではどうしてるのかなども聞いてくれているので、セラピストが対応。なので、Bubもその人を信用し、言う事を聞きます。

○ 1人目は、基本的に私とBabyはバックグラウンドで観察する感じ。2人目は、私がどういうセラピーをしたいかを聞いてくれたため、家族全員で参加できるセラピーにしてほしいとお願いしました。これは自宅でセラピーでやった事を継続するときにも、私も実践でセラピー中に一緒に参加できるのは勉強になったし、Bubも私とBabyが参加してるので安心してる様子だったし、Babyもベビーカーに括られているのではなく、Bubと一緒に遊んでる感覚があったので、皆が緊張することなく楽しい時間を過ごすことができます。私にはこれが一番有難かったです。

主にこんな感じです。

スピーチセラピー中の風景。
帽子やかつらをかぶっては、その人になりきってみたり
(BubはBob the builder、先生は探検隊の人になってみたり)
その後はブロックでタワーを作っては倒してみたり。



Bubはかなり長い間、私たちが言ったことを繰り返すEcholaliaの症状がありました。3歳半ぐらいになっても、例えばLove you, Bubと言えば、返ってくる返事もLove you, Bub と言った感じでした。でも、このセラピストに通い始めた直後、Bubが夜寝る前、初めてLove you Mummyと言いに来てくれました。最初は聞き間違えたかとも思いました。それほど突然でびっくりな出来事でしたが、嬉しくて涙が出ました。


そこから約4ヶ月、特にここ2ヶ月ほどで、毎日一緒に過ごす私達でもびっくりするぐらいBubは大きく変化しました。

○ まだ他の3歳児に比べると流暢さには欠けますが、Echolaliaはほぼなくなり、結構色々言えるようになりました。言語はほぼ英語です。日本語をしばらくやめたのもあります。でも最近はたまに話しかけてみてます。返答は英語ですが、きちんと意味を理解しての返答がくるので、ちゃんと理解しているようです。話す言葉も今まではかなり単調で、会話も私たちが質問などをする一方方向、自分から会話を開始することもなかったのですが、最近は行ったり来たりの会話ができるようになりました。親子での会話は楽しいものなんだ!!と感じることができました。 最近は時々Stutteringがあるので、現在様子見です。 

同じ年頃の子供との会話はまだまだ苦手なようですが、良く会う大人には親近感があるようで、最近やっと一言二言会話が出来るようになってきました。


○ スイミング、デイケアも泣かずに通うようになりました。泣かないだけでなく、最近は楽しかった、とか、何をやったかなどを教えてくれるようになりました。デイケアでは相変わらずお友達はいないようですが、先生方の協力もあり、グループで何かをしたりするのはだいぶ楽しめるようになったようです。やっぱり少し会話ができるようになってきていることで、交流がしやすくなっているのかな。

やっと慣れたスイミング。
ここ1ヶ月弱で、不安がらずに言われた事を全てこなせるようになりました。
緊張して体温が下がってしまうことが続きましたが、最近はスクールの後も、家族3人でしばらく遊んでから帰るまでに、楽しめるようになりました。
6ヶ月から通っているスイミング。Bubの事を知っている先生方もたくさんいます。
皆喜んでくれたので良かったです^^
そして根気強く付き合ってくれて先生方に感謝です。

デイケアではたくさんの生き物を飼っています。
その中でもお気に入りのギニピグと。
ここでも根気強く、いつも愛情を注いでくれる先生方に感謝です。


○ 頻繁に会うお友達とは、会話はあまりないものの、一緒に遊べるようになってきました。遊ぶ際に助け合っているのを見て、本当に嬉しかったです。見守ってくれているママ友たちにも感謝感謝です。


○ Always Try、Keep Trying。家でのモットー。ほとんどの子が短期間でできるようになることも、Bubはものによっては何十倍もの時間がかかったりします。やっと2ヶ月ほど前に自分で洋服が着れるようにほぼなったし(ボタンなし)、身の回りの事にもっと関心を持ってやるようになりました。(これが、本人のやる気もなかったり、ウジウジしたりとするのでホント難しかった。) Bubの自信にもつながったようで、これを乗り越えたのは、家族全員にとって大きなachievementでした。

洋服を着るのにも関係するのですが、一番の難点は、何かを教えていても、その部分を見ないということでした。 例えば洋服を着るなら自分が腕を通そうとしている袖を見ればすぐにできるのに、そこを見ない。手先で何かをしないといけないことなのに、手先を見ない。私達の見ている先を目で追うこともあまり得意ではありませんでしたが、これができるようになってきて、だいぶ色々なことができるようになったんだと思います。


改めて学んだこと。

自分の親としての直感に従うこと。専門家でも誰でも、聞ける意見は全部有難く聞き、後は自分が正しいと思うことを実践すること。不安があるなら、誰かと話すこと。誰かと話したことで、不安が余計倍増したり、イライラが募ることもあるけれど、世論を知っておくのは決して悪いことではないし、井の中の蛙になってしまわないためには大切なこと。

苦手なものに執着するよりも、得意なものをどんどん伸ばしてあげること。 興味の向いていることに重きを置くこと。

例えばiPadなどの使用。言葉や社会性が遅れていると言われたこともあって、一切の使用をやめさせていました。しかしそれはBubにとって、遊び道具としても、普通に時間を過ごすに当たっても、そして自分の得意な数字や文字の習得などに簡単に触れ合える機会を奪った事に値していたようです。自信が持てる物を奪っていたということです。色々な人と話して、反論もあると分かっている中で、結局は私達が見ているところでは、思う存分使わせてあげることにしました。思う存分なので、2時間以上ということもしょっちゅうです。(ちなみに専門家(小児発達専門医、小児精神科医、スピーチパソロジスト)は使用に対しては、Bubは特にビジュアルに頼って色々な事を習得する傾向にあるので、親が見ている中で使用すればプラスになると励ましてくれました。)

現在は、本当に大好きな数字や文字への関心をどんどん伸ばす道具になっています。 本人にとっては、これが遊びの一部で楽しくて仕方がない様子です。紙と鉛筆の世界だと、鉛筆がうまく持てない、筆圧が弱い、リアクションがない、などバリアがありますが、現在使用しているアプリは、間違えたものも新しいものも、何度も何度も繰り返し出てきて、ヒントも出してくれて、音や画像で励ましてくれて、と私にはできないことをたくさんしてくれます。親失格のように聞こえますが、正直英語でどう教えれば良いのか分からないし、下の子も相手しないといけないし、Bubの全般的な急成長を見ている限り、今の我が家のシチュエーションには合っていると思います。

子供を信じてあげること。これを一時期できなかった私。とにかく不安で、イライラして仕方がないときがありました。(今思えば、Babyの卒乳をしてホルモンバランスが狂っていたのもあるかも・・・) そんな状況を救ってくれたのはHubbie。もちろんその逆のことも。お互いにお互いを支えあい、良く話し合うこと。両親ともに同じ方針であること、子育てにこれはとても大事だと思います。

iPadについても、色々話し合って良かったです。結局はこれまた色々言わそうな気もしますが、HubbieはBubの4歳のバースデーにはパソコンを買い与えるつもりでいます。でもこれは結局は自分が幼少の頃、ちょうど4歳の頃に親にコンピュータを買い与えられ、直後からプログラミングを始め、とその頃ではまだ珍しかったであろう環境に本人がいたので、Hubbie本人にとってはあまり深く考える事ではないようです。

Hubbie自身が数学・コンピュータ専攻なので、Bubが持つ数字やパソコンへの興味をどんどん伸ばしてあげようと思うのは当然の事なのかも知れません。私にとっては、最初は、ろくに話せないし社会性もないと言われている我が子に対しては、さらにマイナスな気がして仕方がなかったのですが、Hubbieも自分の直感に従ったのだと思います。

実家の両親も協力してくれました。遊びに来てくれた時は、私がイライラマックスの時で、きっと迷惑をかけたと思いますが、Bubが誰かと交流している場面を客観的に見ることは、何を今後すれば良いかというヒントにもなったし、自分を落ち着ける機会にもなりました。NHKでやっている「えいごであそぼ! 」を1枚のDVDに数時間分録画してきてくれたのですが、これも本当に役に立ちました。同じ年頃のキッズが、楽しそうなことをしたり、歌を歌ったり、何度も何度もリピートされるので、ビジュアルに頼って習得する傾向にあるBubにはピッタリでした。1日中ず~っとテレビの前で踊って歌って過ごす日もありました。踊るだけでなく、大きな声ではっきりと歌う。これも大きな大きな進歩です。

この平均台も、えいごであそぼ!に出てくるキャラクターがやっているのを見て
頑張るようになりました。

 結局今のBubは、数字は全てきれいに書け、足し算引き算は普通にこなし(簡単なものなら2桁まで)、現在は掛け算の習得に夢中です。アルファベットは自分の名前は書くものの、「書くこと」に苦手意識を顕著にしたため、まずはタイピングで言葉をスペリングできるようにしてあげました。これは、たくさんの単語を習得することにつながり、本を読めることにもつながりました。以前は本に全く関心を示さなかったので、これも大きな進歩だし、Bub自身への大きな自信にもなりました。最近かなりスペリングとリーディングができるようになったので、最近はタイピングの設定をライティングに変更しました。今でも嫌がりますが、前よりもずっと抵抗は少ないようです。鉛筆持ちもちょっとだけサマになってきました。何かを書けというと相変わらずほとんどの場合殴り書きですが、筆圧は少しだけ強くなったようで、少し前に魔法使いの帽子の塗り絵をきれいにして驚かせてくれました。以前覚えたひらがなにもまた最近興味が出たきたようで、だるまさんシリーズなどの幼児向けの簡単な本を読んで楽しんでいます。


夜も本に興味を持つようになってから、本を読んでから寝るという習慣ができました。 赤ちゃんの時から何度か試しても定着せずにいたルーティンでした。そのため、今まではベッドに行くのを嫌がるようになっていたのも、お気に入りの本と共にベッドに入るように。電気を消さないといつまでも読んでるので、親が切り上げないといけませんが、夜のベッドがずっとスムーズになりました。


こんな風に書いていると屋内で過ごしてばかりいるように聞こえますが、相変わらずサッカー教室も通っているし、外で遊ぶのも大好きです。最近は登り物が上手にできるようになり、本人も遊べる範囲が広がり嬉しそうです。バランス感覚も良くなってきて、平均台や、片足でのジャンプもやっと両足ともできるようになりました。






Babyの辛抱強さ、しつこさ(笑)が功を奏してか、Babyとも良く遊んでくれるようになりました。転べば大丈夫?と寄り添って、手をつないで歩いてくれたり、様々なときにBabyの様子を私たちに教えてくれます。もちろんけんかする事もありますが、手を出すのではなく、言葉を使うこともだいぶできるようになってきました。Babyが成長して一緒に遊べるようになってきたのも、だいぶ関係していると思いますが、一緒に遊んでいるのを見るとほのぼのします^^


長々書きましたが、もうちょっと。笑。

Babyも1歳半にもうすぐなるに当たって色々できるようになってきました。兄弟がいることもあってか、Bubの成長がゆっくりなこともあってか、Babyの成長ぶりにはびっくりさせられることが多いです。おてんば娘という言葉がぴったりな今日この頃です。

まだあまりはっきり話せないですが、意味のある単語を結構話します。Hello、Bye、Mama、Dada、More、No more、up、banana、cheese、yoghurt、milk、water、Baby、Bear、Ball、だっこ、Nappy、Poo、Yes、All gone、yummy、okay、ごちそうさま(これはほぼジェスチャー)、動物の鳴きまねなどなど。話しかけると分かっているような素振りをするので分かってることも多いと思います。コミュニケーションを取りたがり、Bubの同じ頃と比べてはるかにうるさいです。笑。

洋服、靴、靴下など、自分でやりたがります。靴以外はまだできませんが(もちろん左右などは分かりません)、意欲があるのが嬉しいです。うんちも大体の場合教えてくれます。パンツタイプのオムツだと自分で取ってしまったり、Pooと言った後におしっこをする事もあるので(オムツが温かくなるので分かります。笑)、オムツが早めに取れるかな~と考えています。洋服も脱ぐのは緩めの服だとできることが多いです。

スプーン、フォークなどを自分で持ちたがります。何度直してもお習字の筆を持つ感じで持ちます(なので、鉛筆持ちはすぐできるようになりそうですが。笑)。なので、スプーンは相変わらずうまくできません。でもフォークは刺すことができるので、結構上手に使っては嬉しそうに食べてます^^

この赤ちゃんとクマさんの面倒をよく見てます。私たちを真似て、チューをしたり、「抱っこ」と言っては抱え上げたり、テーブルのスプーンを見つければご飯をあげる振りをしたり。Bubはこういうのがなかったので新鮮でした。写真はよしよしとパッティングしてるところ。

身長は相変わらず高いようで、サイズ2を着ることが増えました。(袖は折ってあげてます)

 お兄ちゃんの事が大好きで、何でも一緒にやりたがります。良いことも悪いことも真似しますが、とても楽しそうです^^ 良く追いかけっこをして遊んでます。



ちょうど母が遊びに来てくれていた時には水疱瘡にもかかりました。18ヶ月の予防接種には間に合わず。結構ひどく出ましたが、抗ヒスタミン剤とローションのおかげで本人はあまり気にならなかったようで良かったです。でも2ヶ月経った今も背中や顔など、まだ結構痕が残ってます。

なんとこの2週間後にはBubも。予防接種をしていたおかげでとても軽く済みました。虫刺されなどは、血が出るまで描き崩しあとになっているのが幾つもあるので、軽症で済んで本当に良かったです。Babyと同じ量で出ていたら、私もBubも発狂してたかも。苦笑。。


最後に。
Bubについて色々書きましたが、これは自分がずっと残しておくために記録しているためのものでもあり、決して、今こんなことができる、すごいでしょ。という主旨のものではありません。家族には色々な育児方針、教育方針があるだろうし、外側からは全く問題ないように見える家族だからと言って、そういうわけでない、という事もたくさんあると思います。

今やっと先が見えるようになったから、ちょっとブログに記録しておこうと思う気持ちにもなったけれど、一時期は毎日が同じことの繰り返しで全く進展のない状況に暗い気分になった、というのが正直なところです。子供は毎日すごいスピードで成長していく、というのを日々耳にする中で、自分の子供が周囲とは何となく違う、というのを受け入れるのは、そう簡単なことではありません。もちろん、大したことないわ!という親もいて、そういうご両親にはホント頭が下がります。私はまだまだ大人としても、親としても、子供と一緒に日々勉強中です。

今進んでいると思われている数字や文字に関する興味も、Bubが皆よりも他の部分の成長が遅いと言われていて、それがそのうち皆それぞれに、同じようなところに追い付いて来るのでは、と最近思えるようになりました。


母がいつも、私が小さかった頃の話をしてくれていたのですが(これはまたの機会に)、それがやっと実感を持って感じられるようになりました。 ちょっと時間がかかったけれど、ママありがとう。



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