Sunday 6 November 2011

久しぶりに仕事のこと。

平日に週1回と週末に週1回の計週2回、仕事に通うようになってしばらく経ちました。

病棟業務の行なわれる平日に週1回しか仕事に行かないこともあり、平日は院内調剤業務と外来の担当になることがほとんどです。院内業務は全ての病棟の処方箋が集結するところなので勉強にもなるし、全く文句はないのですが、外来だと患者さん(主に移植患者さん(待ちも含め)、HIV+患者さん、透析患者さん、ガン患者さん、その他一般薬局では調剤が難しい患者さん)と話す機会がたくさんあるので、時間もあっという間に過ぎるし、外来もかなり好きです。

先週もそんな感じで職場に向かい、担当表を見ると私の名前が見慣れないところに。

ん??

じ~っと表を見つめる私に先輩薬剤師が「お~待ってたよ、早速向かおうか!」と声をかけてきました。この先輩は私の病棟での研修生活全般の面倒を見てくれた先輩なので、私の技量(で合ってる?)は分かっているはず。。。ちょっと不安な気持ちもありつつ、そして色々な意味でとても大変な病棟として有名なだけに、他の同僚には週1回しか来ないのにかわいそうに・・・(病棟で何が起きているかを把握するだけでも、という意味で)という言葉をかけられつつ(笑)、先輩と病棟へ向かいました。

その日の担当はCTS(Cardiothoracic Surgery心胸部外科)とTM(Thoracic Medicine胸部内科)。同じ病棟には移植もあるのですが、それは担当薬剤師が別にいます。

大変な病棟とは分かっていつつもいつかはやってみたい!とずっと思っていましたが、今の状態じゃやらせてもらえないだろうな、と何となく思っていたので、1回限りであったとしても、自分にとってはとても嬉しい、エキサイティングな割り当てでした。

いつもはこの先輩が現在は担当している病棟ということもあって、各々の患者さんについて少しずつ説明してくれたので、あまり気負いせずに、自分なりの時間配分で午前中は駆け抜けた感じでした。といっても、いつも午前中に20分休憩、そしてランチで1時間取って良いことになっているのですが、この日は30分のランチをしただけでしたが・・・。この病棟に入院して退院して行く患者さんの薬は少なくとも5種類ほど、多い患者さんは入院前から引き続きの薬を合わせると20種類近くとなることもあり、退院処方箋の説明にも時間がかかります。年齢層も高いことが多いし、あまり覚えられないという患者さんも多くなるので、飲み忘れがないようにリストを作ってあげる作業なども結構時間がかかります。でも以前担当していた病棟だと10人退院ということもザラだったので、5人ほどで済み、それはそれで何とかなりました。

新患さんの薬歴を取りに行ったときは、ベッドの移動がかなり激しい病棟であることを知らず、かなり歩き回ってしまいました~。朝のリストも数時間経つとあまり役に立たない・・・。ある患者さんがいるはずのベッドに行ったら、警察官が2人。雰囲気的にウェルカムでないことは明らかだったので(笑)、また後で来るか・・・という感じで退散し、後々確認したら、この患者さんも新患さんではありましたが別の患者さんで、普段は刑務所に服役中とのことでした。こういう場合は、患者に話しにいくことは色々な理由でかなり稀です。おっとっと、でした。

午後は院内調剤担当だったので、薬剤部に戻りましたが、その後も病棟から電話が来ることもなかったので、それなりにうまく行ったかな、と思います。院内調剤の仕事がほとんどを占める最近でしたが、きちんと学ぶ姿勢を持っていれば(忙しくてなあなあになることも多々ですが・・・)、それなりにちゃんと知識はアップデートされているのだと、感じることができた1日でした。良かったです。

やっぱり病棟業務は楽しい!
というか、私は人と話すのが好きなんだな、と思います。
自分のできることをして最後に、ありがとう、と言ってもらえることも、この仕事をしていて良かったと思うときかな。
薬剤師という仕事が好きだと思えるようになるまで、実は長い間かかったのですが(学生時代は後悔ばかりでした。笑)、今は勧めてくれた母にも感謝感謝です^^

と言っても、母はあくまでも日本で素敵な結婚相手を見つけるために、というお勧めだったんだと思いますが。笑。

貴重で新鮮で刺激的な1日でした。

最後は最近すっかりハイハイが上手になったBub。
この写真を撮った日はとっても暑い1日でした~。

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