2歳児検診で言語のマイルストーンにやや到達しなかった事などがあり、言語訓練士には大丈夫だろうと言われたものの、彼らの勧めもあり一応全てが問題なしであることを確認する為のものでした。
同じようなプロセスを踏む親もいるとい思うので、記録しておきます。
検査はSydney Children's Hospitalで行われました。
まずは外耳の検査、一般的に医者でも見る耳の中を観察する器具を使用します。
次は中耳の検査、昔の飛行機でよく見た、耳に突っ込むタイプのイアフォンに似ているものを、片耳ずつ入れて塞がりがないかなどを検査します。
次に内耳の検査、中耳の検査と似ているのですが、センサーのようなものを使うのでこの検査の時は皆が静かにしている必要があります。
2人のスタッフが検査を行なってくれたのですが、彼女達はとても子供に慣れている雰囲気が伝わるのか、Bubも怖がる事なく検査を受けてくれました。1人が検査をする間、もう1人が外耳と中耳の検査はおもちゃを取っ替え引っ替えして遊んであげて、内耳の検査の時はシャボン玉。私は頭が動かないようにそっと抑える係りでした。途中ちょっと嫌がりましたが、スタッフの気転のおかげで無事に終了。
Bubは無事、両耳とも問題なしという結果が出て、ホッとしました。
それが終了したら、次はサウンドプルーフの部屋に入りました。Bubをハイチェアに座らせ(これがベストですが、子供が嫌がる場合は親の膝でも可)、スタッフが目の前に座り、色々なおもちゃで気を引きます。その間、色々なトーンが小さく聞こえるのですが、そのトーンが聞こえた時に顔を窓の方に向けると、その窓に明かりが付き、パペットが見られるという仕組みになっていて(要するに音=パペットと関連付ける)、聞こえているかどうかを調べます。この間、親は子供の横に座って、なるべく何もしないようにしているだけで、スタッフは、子供がいつも窓に注目をしてしまわないように、いつも目の前の様々なおもちゃで気を引くように心がけていました。パペットも子供が飽きてしまわないように、ほぼ毎回人形が変わり、その人形達もほとんどの子供たちが親近感を覚えるものばかりでした(テレビキャラクターや動物)。Bubは検査というよりも、その時間がとても楽しかったようで、ずっとニコニコしたり笑ったりしていました。
この場合は、どちらの耳という検査結果は出ず、あくまでも両耳での結果となりますが、2歳児にはイアフォンを付けさせて聴力検査するのには無理がある(ほとんどの子が嫌がるか、イアフォンに興味を持ちすぎて検査にならない)ので、こういう検査方法を取るそうです。
計20~30分ぐらいだったと思いますが、検査結果は異常なしでした。会話をするに当たって、十分聞こえていて、言語発達に障害を与えるような要素は見当たりません、とのことでした。
2ヶ月の待ち時間は結構長かったですが、問題なしと言われたことで、これで心配要素も減ったので、 とてもホッとしました。
ちょうどこの日、Bub、やっと「ママ、オー」(マミーのフォーン、電話のつもり)「ダディー、オー」と2つ言葉を自発的に始めました。 その前日も自分の名前を言えるようになりました。少しずつですが、前進です^^ やった♪